小学生

  対象年齢 ・・・ 小学1年生~

 

 

 * 教室お勧めの英語学習開始年齢の目安 

    ・・・  小学3、4年 

        (中学受験する場合)

 

     または 小学4、5年 

        (中学受験しない場合)

 

    (詳しくはお問合せください)

指導方針     

小学生へは何よりも中学以降に得意科目になるような指導を心がけています。子供の時から英語を始める利点は多くあますが、限られた週1時間で効果的にその利点を生かして遊びたい盛りの年代に無理なく英語脳の土台を作り、無理なく英検学習へとつなげる指導を行います特に大学受験の長文読解に役立つ多読には小学生からのスタートが有効です。お子さんの個々の能力や個性、気持ちを常に観察しながら指導していきます。

 

*詳しくは是非 無料体験へお越しください

_何故小学3、4年以上の英語スタートか?

 学校以外の習い事として英語を学び始めるのに最も効果的な(対費用効果で)年齢として

 

―中学受験がある場合は小学3、4年生位から、

 

―中学受験がない場合は小学4,5年生位から

 

を最も効率的な年齢としてお勧めします。  

(高校や大学受験向けの学力だけなら5年生位からでも十分です)

耳がいいもっと早い年齢がいいのでは? と思われる方も多いかもしれません。 

以下に人間の言語習得のプロセスも確認しながらご説明いたします。(ここでは週1~2時間程度の習い事としての英語学習について述べます。

インターナショナルスクールもしくはそれに準じた環境は全く条件が異なるので除外します)

 

1、乳幼児が言葉をしゃべるようになるまでに、約1000時間以上の“聴く”ことが必要とされています

 

-赤ちゃんが最初の言葉らしきものを発するのが1歳前後と言われていますが、

この時期までに親を中心として十分な言語体験をしているのです。  

幼稚園をインターナショナルスクールのような環境で過ごすことは、

母国語を習得するのに近い環境で言語習得を目指すと言えます。 

子ども自身が意識的に暗記などの作業に向かうのではなく、

無意識に実体験を通して生物として遺伝子に組み込まれた言語習得の作用を利用するのです

 

2.しかし週1回程度の習い事の場合、自然な言語習得には無理があります

 

どうしても年令があがるにつれ、積極的に学習するという本人の行動が必要となります 

例えば単語一つにしても、environment,  decide,  notice,  などの比較的簡単な単語ですら、

母国語と同じように習得することは難しく、必ずどこかの段階で暗記という学習作業が必要になります。

そしてこうした暗記作業を継続して受け入れられるのは、

成長過程からみて、一般的に小学中学年以降であることがほとんどなのです

 

3.特に小学校に入学して周りが日本人の友達がほとんどの環境で、友人関係も含め行動範囲がぐんと広がると英語はすでに外国語です。 

生活していく上で英語は必要としない環境の中で、学齢の低い子どもがどんどん英語を吸収することはほとんどの場合あり得ないのです

 

4.では小学校中学年程度から英語学習を始めるのが良いという理由は何でしょうか。

 

“耳の良さ”の恩恵をまだ受けられる年令だから-

 

日本語には5つの母音とほぼ10個の子音しかなく、その組み合わせで言語音声が作られているのに対し、英語は母音だけでも曖昧な音が多くあり、日本人の英語の聞き取りを難しくしています。発音の周波数帯域も英語の方が高域まで使用しており、慣れていない日本人には聞き取りが難しいのです。 

このため、幼児の“耳の良さ”が英語を小さい頃から習わせる理由と考える場合が多いのですが、前述のように、落ち着いて学習できる年齢は小学校中学年位からです。と同時に、この頃はまだ英語特有の発音を聞き分ける能力が残っています。 

耳の良さと学習に向く脳の成長段階の2つの側面を考えると、小学校中、高学年が英語学習を始めるのに最も効果的というのが当教室が出した結論です。

 

 

文法学習の導入も小学中学年からがベスト

 

言語習得の臨界期は12才位と言われており、ちょうど中学校へ入学する年齢です。

この時期から英語学習を始める場合は、気をつけなければなりません。 

日本語脳が圧倒的なところに、語順の違う英語の文法を受け入れることを脳が強く拒否する場合がよくあるからです。 

また、他の勉強も難しくなり、部活に時間が多く取られる忙しい中で、英語学習の重要性を本人が認識せず学力が中途半端なまま高校受験や大学受験になるケースもあり得ます。

 

その点、小学校から英語の文法や本などに触れておくと、

中1になって本格的に文法の学習に入った段階で心理的壁も低く抵抗なく学習しやすく、

英語が当人比で得意な科目、そこそこ点が取れる科目となりやすいのです。

また英検などに顕著にあらわれてくるのが、学習開始年齢の差です。

英検は、高校受験や大学受験に向けて内申点や入試条件に有利なことは間違いありません 

学習能力の高い子は小学5年からでも英語を始めて、

無理せず中1に入る段階で英検3級レベルまで進むこともできます。相当な効率の良さです)

 

2級以上は大学入試における英語の得点としてみなされ、

準2級は多くの私立高校で推薦入学などに必要な内申点として認められます。

内申点における1点は大きく、高校選択の幅がかなり広がっていきます。

中学から本格的な英語学習をスタートして、高校受験前に準2級までとれる子が、

小学校高学年から始めて高校受験までに2級を取ることも可能となるのです。

中高一貫校の場合は高校受験がない分、少し遅いスタートでも中3~高1の頃を英検2級の

勉強にあてることも比較的容易です。 

この時期に2級を取得した後にハイレベルの大学受験塾に移ることも良いでしょう。

(ただし前述の言語習得の臨界期の点から、英語が苦手になるお子さんも一定数います)

 

 以上の理由から、当教室では小学校中・高学年以上からの英語学習スタートをおすすめしています。 

 また、小学校時代は友達と遊んだりすることも社会性を育てる上でとても大切です。

 特に大人の強制力による詰め込み式の学習では、その子の内側から出るやる気を育てることは出来ず、逆にその後の大学受験などにかえって悪影響も及ぼしかねません。当教室では多量の宿題を出したりすることなく、無理なく生徒の学習意欲が継続し、効果が得られる方法で臨んでいます。

 

小学生のいるご家庭においては、是非一度ご相談をかねて無料体験へお越しください。